自分の肌タイプを知って正しいスキンケア方法で健やかな肌を目指そう


自分の肌タイプってご存知ですか?自分の肌タイプを知ることで普段のスキンケアをより効果的に行うことができます。このコラムでは、自分の肌タイプを知る方法と肌タイプに合ったスキンケア方法について解説します。メンズスキンケアについて何から始めていいのかわからない人は、まず自分の肌タイプを知ってくださいね。肌タイプに合ったスキンケアを行うことが「正しいスキンケア」の基本になります。

自分の肌タイプを知ろう

肌タイプは一般的に、乾燥肌・脂性肌・混合肌・普通肌・敏感肌の5つに分類されています。まだ自分の肌タイプがわからない人は、1日2~3回でいいので肌を観察してみてください。自分の肌がどのタイプに分類されるのかわかりますよ。
また、肌タイプは常に一定ではなく、季節・年齢・体調・生活習慣・ホルモンバランスなどによって変わります。毎日のスキンケアの時に肌を観察する習慣をつけると変化に気が付きやすいですよ。その時の肌状態に合わせてスキンケアを行うことが、健やかな肌への近道になります。

乾燥肌タイプ

肌の水分量と皮脂量が少ないタイプ。「ドライ肌」とも呼ばれています。
乾燥肌の主な特徴は…

  • 洗顔をして顔を拭いた直後から乾燥を感じる
  • スキンケアをしているのに肌のカサつきやつっぱり感を感じる
  • 乾燥している部分に赤みや皮むけ、白い粉ふきがある

乾燥肌タイプは性別や年齢を問わず自覚している人が多いタイプです。日常のスキンケアでは、水分と油分を肌にしっかりと与え、水分を保持してうるおいに満ちた肌を作ることが大切です。

脂性肌タイプ

肌の水分量と皮脂量が多いタイプ。「オイリー肌」とも呼ばれています。
脂性肌の主な特徴は…

  • 常に顔全体が皮脂でテカテカしている
  • 毛穴の汚れが目立ちやすく毛穴が開いている
  • 皮脂が原因の肌荒れやニキビができやすい

脂性肌タイプの人の中には、あぶら取り紙やフェイスシートを大量に使って肌にとって必要な皮脂まで落としてしまっている人も…皮脂を取りすぎると肌は「皮脂が足りない!もっと皮脂を出そう」という働きをします。日常のスキンケアでは、余分な皮脂だけを落として必要な皮脂は残す、さっぱりタイプの化粧品で皮脂バランスの整った肌を育てることが大切です。

混合肌タイプ

皮脂が気になる部分と乾燥が気になる部分の両方を持っているタイプ。乾燥肌タイプと脂性肌タイプのハイブリッドになります。
混合肌の主な特徴は…

  • Tゾーン(おでこと鼻)が脂っぽく、Uゾーン(頬と顎周り)が乾燥している
  • 皮脂が気になる部分にニキビができやすい
  • さっぱりタイプの化粧品を使うと乾燥が気になる部分があり、しっとりタイプの化粧品を使うとベタつきが気になる部分がある

混合肌タイプの人は、皮脂が気になる部分には皮脂バランスを整えるスキンケアを、乾燥が気になる部分には水分を保持するスキンケアが必要です。オールインワンタイプの化粧品で肌に合うものを見つけるのが難しい肌タイプです。

普通肌タイプ

水分量が多く皮脂量がやや少なめなタイプ。「ノーマル肌」とも呼ばれています。
普通肌の主な特徴は…

  • 特に乾燥や皮脂が気になる部分がない
  • 肌荒れやニキビがほとんどできない
  • 季節や環境の変化が肌に出やすい

普通肌タイプの人は、皮脂量がやや少なめなので油分を少しプラスして安定した肌状態をキープしましょう。普通肌は季節や環境の変化を受けやすい肌質といわれています。そのような時期はいつもより注意深く肌を観察してスキンケアをすることが大切です。

敏感肌タイプ

体調や外的刺激などに肌が敏感に反応し肌荒れなどのトラブルを起こしやすいタイプ。化粧品に配合されている特定の成分に対して刺激を感じる人も。健康な肌に比べると水分量と皮脂量が少なく常に乾燥しがちです。
敏感肌の主な特徴は…

  • 化粧品で肌に刺激やトラブルが出たことがある
  • 乾燥による赤みやかゆみ、かさつきが起きやすい
  • 肌状態が常に不安定である

敏感肌タイプの人は、肌に刺激が少ない優しい化粧品で水分量と皮脂量をアップさせるスキンケアが必要です。”敏感肌用”と記載された化粧品を選びましょう。ある特定の成分に対して刺激を感じる人は、その成分が入っていない化粧品を選んで使いましょう。肌トラブルが長く続いている時や症状がひどい時は化粧品だけではなく皮膚科で相談がおすすめです。

まとめ

乾燥肌・脂性肌・混合肌・普通肌・敏感肌の特徴とスキンケア方法を解説しました。

  • 乾燥肌…肌の水分量と皮脂量が少ない
  • 脂性肌…肌の水分量と皮脂量が多い
  • 混合肌…皮脂が気になる部分と乾燥が気になる部分の両方がある
  • 普通肌…水分量が多く皮脂量がやや少なめ
  • 敏感肌…肌トラブルを起こしやすく、健康な肌に比べると水分量と皮脂量が少ない

肌にとって足りない物は補給して、多すぎるものは除去することを心掛けながらスキンケアをすると健やかな肌に導くことができますよ。



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